お肉屋さんが不動産屋へ。
フィルム屋さんが製薬会社へ。
ミシン屋さんが複合機屋さんへ。
これは下町の話ではなく大手企業の本業転換の実話です。
ダーウィンは『最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残ることが出来るのは、変化できる者である。』と言い残しています。変化するものが最終的に生き残る。適者生存論です。
この手の話はワクワクします。
これを大規模に実践している企業があると思うと、ゾクゾクするのです。
例えるなら、大勢の人を乗せた沈みゆくタイタニック号を修理しながら最新型の豪華客船にしてしまう程のとんでもない偉業です。
そう考えれば、私ひとりの転職や本業転換などは、しらける程小さな話なのです。
適者生存。私も「強くなる」という発想ではなく「生き残る」という発想を持つべきだと思う派です。結局どんな形であれ存続しているものが最終的には強かったという話だと思うからです。
株式投資の世界でも「退場しない」ことが重要視されています。
お笑い芸人でもアルバイトをしながらしぶとく生き延び、ヒットしなければ芸を変え、キャラを変え、グループを変え、売れるまで何度もチャレンジしていたりします。
不動産業は旧態依然としていて、未だにFAXを使い、紙媒体で情報発信している改革が必要不可欠な業界です。財閥系不動産会社の踏ん張りが崩壊すれば、途端にグローバル化の波に飲み込まれてもおかしくありません。
将来、私も本業転換や転職などの機会が訪れるかもしれません。その時には基本軸として「投資家」というスタイルは持ち続けていこうと思うのです。
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