ひとり社長の備忘録

小さな会社経営・自由に暮らすひとり社長のブログ

仕事の話

不動産の仕入れをする場合、先ずは物件詳細が送られてきます。今でこそのグーグルマップで外観を確認します。次に売却価格を想定します(机上査定)。商売として成り立つものか検証します。最後に現地へ行き、実物を調査します。

概ね仲介業者が「いくら位でしょうか。買取り価格を出してください」という場合は、数字(価格)を売主にあててみますのでという感じが多く、あわよくば安く購入することができるかもしれません程度で、仲介業者のグリップが弱く、売主にキャスティングボードを握られているですが、それでも売主の事情などにより稀に安く仕入れることができます。

仲介業者が「目線このくらいの価格でしたら」という場合は、ある程度、売主と数字(売却価格)の着地点が見えているケースが多く、こちらとすれば提示された目線価格で商売になるかどうか判断するだけになります。

全てのケースを記述するのは難しく、簡単に要約すれば上記の流れが多いのですが、ごく稀に物件詳細と価格を見た瞬間に「おおっ!」と唸る案件が届くことがあります。そういう時は頭より体が先に動きます。どんな用事があっても後回しです。すぐさま現地へ行き、物件調査をします。調査をしながら商品化までに要する費用と日数と売却価格と利益を計算します。「不動産の神様」が下りてきたような感覚です。ワクワクドキドキします。しかし、私の場合、このワクワクドキドキも対象不動産が購入できた時点で無くなってしましまいます。仕入れが命のこの商売は、納得価格で仕入が完了すれば、後は概ね想定通りに進み売却し、利益が確定するからです。

「おおっ!」となる為には経験値と相場感が必要です。人が見向きもしない物件に商品価値を見い出すことが結構好きな私なのです。

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