ひとり社長の備忘録

小さな会社経営・自由に暮らすひとり社長のブログ

不動産屋のイメージ

幼い頃の私の中の不動産屋のイメージは、「路面店の透明なスライドドアの向こうで何人かのおじさんと化粧の濃いおばさんが、お茶を飲み飲み笑いながら悪だくみをしている」そんなイメージがあります。かなり偏見ですが。

話をしているだけで仕事をしている様には見えないのです。そして何故か皆、悪そうな人に見えるのです。

実際には、商談と書類捺印とお金の受け渡しがメインになる仕事なので、そう(悪そうに)見えた事も、あながち間違ってはいなかったのかもしれません。

昔の不動産の契約書は一枚ぺらで、「こんな内容で大丈夫だったの?」と思えるくらい簡素なものでした。

時が経つにつれ、法律・法令・条例・トラブル防止等の影響で一つの取引に必要な書類が相当増えてしまいました。これからも増え続けることでしょう。

毎年書面が多くなるのは、昔の書面の内容が抜け穴だらけで相当数のトラブルを引き起こした事に起因するのだと思います。

未だに、古い地場不動産会社の社長の中には、バブル期のまま変わらず、小さな案件や、気に入らない客は一切相手にせず、偉そうにふんぞり返っている人も見受けられます。

稀に、取引でそんな社長達とやり合うことがあるのですが、こちらが低姿勢で接すると、「初めが肝心、ガツンと上下の関係を作ってやろう」的に、かなり強引に横柄な態度を示す人もおり、そんな時は、大声で言い合いになる事もあるのです。

不動産業界も女性の台頭で、だいぶやわらかいイメージがついてきましたが、まだまだ海千山千の癖の強いおじさん方も絶滅しないで生き残っているのです。

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