ひとり社長の備忘録

小さな会社経営・自由に暮らすひとり社長のブログ

自分の印鑑

不動産取引では、不動産仲介をする場合に宅地建物取引士による重要事項説明(35条書面)を行う義務があります。

簡略すると、重要事項説明(35条書面)は物件に関わる情報になります。物件について事細かく説明し理解をして頂いた後で、正式に売買契約書(第37条書面)に捺印して頂く流れになる訳です。

そして、重要事項説明(35条書面)は宅地建物取引士しか説明してはなりません。国家試験である宅地建物取引士に合格し、一定の要件を満たした者だけが資格登録でき、適切な手続きを経て免許が付与されます。

当然、ひとり社長も重要事項説明(35条書面)にも、売買契約書(第37条書面)にも、宅地建物取引士として自分の名前を記載し、捺印をしなければなりません。

過去を振り返ると、賃貸取引も売買取引も多い時で年間100件を超えることもありました。不動産業に従事している年数を考えると、恐らく「数千」という書面に自分の名前が記載されていることになります。

何も考えていなかった私は、その書面に押印する印鑑に「100均の認印」を採用してしまっていたのです(なんと昨日まで)。

なんで最初からマシな印鑑にしなかったのかと後悔先に立たずです。

早速、自分を表現する「自分の印鑑」を作ってきました。この歳になって初めて真面な宅地建物取引士用の印鑑です。

これで、書面に捺印するにも胸を張れそうです。

これを機に、今まで「良しとしてきたモノ」を見直しても良いかもしれません。

f:id:one_president:20200912105321j:plain

※「ひとり社長の備忘録」毎日更新中! ★いつも当ブログへお越しくださり有難うございます★