最近、仕事の関係で埼玉県川口市役所へ行きました。
行けばびっくり、なんと新庁舎に変わっていたのです。それは何年もの間、川口市内の取引が無かった事に他なりません。お勤め人の時には埼玉エリアを担当した事もあり、割と身近な商圏と思い込んでおりましたが、その時から常に時代は流れており、自分だけ過去に置いてきぼりにされたような感覚に陥りました。
川口エリアは昔から外国人が多い印象でしたが、新庁舎内に中国人通訳や、トルコ人通訳等のスタッフが常駐しており、利用者の半分は外国人ではないかと思うほど、更にグローバル化しておりました。
川口市は、埼玉県の中でも東京都に近い立地で都心にアクセスも良く、荒川を渡るだけで東京に比べて不動産の価格も割安になり物価も安く人気があります。
弊社からも程良い距離なので再販エリアとしてはやり易いのですが、当時知り合った仲介業者の担当者のほとんどが移動になってしまい、仕入れネットワークが薄くなっているのです。
駅から少し離れれば閑静な住宅街となりますが、街自体に元気がありますし、直近十年で人口も50万人から60万人に増加しているようですので、商圏としては魅力的です。
不思議な事に、人間は意識することで見えなかったものが見え始めます。妻が妊娠した途端に町中いたる所に妊婦さんが出現するように。
せっかくなので、昔を思い出しながら川口市を意識して仕事をしてみようと思うのです。
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