姉の義理の父が執筆した本を読み、最近少しづつ考え方が変わりつつあります。
今の日本人が消費する食料は、その多くを外国からの輸入に頼っています。自国の食料を他国に頼る現状は安全保障上でも不安ばかりです。
2018年の日本の食料自給率は過去最低の37%を記録したとのことで、簡単に言えば毎日食べているモノの内訳が37%国産、63%が外国産の輸入食品というわけです。1日3食摂っている場合、2食分は外国産なのです。
※食料自給率=自分の国で生産している食料÷自分の国で消費する食料です。
一方で、各国の食料自給率を見てみると、ドイツ95%、アメリカ130%、フランス127%、オーストラリア223%、カナダ264%と自国で生産している食料で十分賄われているのです。
日本の現在の状況では、政治的にも強い姿勢を見せることができません。食料輸出大国がグルになって意地悪をすれば、明日にでも日本は1日1食になってしまうわけなのです。
自国産の食料を永続して確保する為には生産者を守り、増やさなければなりません。過保護にする必要は無く、農家の減少傾向に歯止めをかける為に政府が各農家へ一定額を給付し、生活の安定を確保しつつ、給付額に見合った食料の供給を促しても良いと思うのです。その為に税金を使ってくれるなら大いに賛成です。
最低限自分の国の食べ物は自分の国で生産する仕組みが無ければ、強い国とは言えないと思うのです。
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