ひとり社長の備忘録

小さな会社経営・自由に暮らすひとり社長のブログ

珍種

購入して8年経つ戸建があります。その間、ずっと賃借人がご家族で住んでおりました。今回、退去の運びとなり、昨日退去立会いを行いました。

途中から内緒でペットを飼育したり、賃料を一ヶ月分支払い忘れしていたり、更新料を分割にしたりと、話題に事欠かない賃借人でしたが、長年住んで頂いたことには感謝しなくてはなりません。コロナの影響で粗大ごみ回収の予約が取れずに、まだ敷地内に大量の動産物がありましたが、このご時世ですので考慮せざる得ません。

さて、この戸建てですが、再建築不可エリアに建っているにも関わらず、平成8年築の建物表示登記が入った珍しい物件です。前所有者の話では、その再建築不可エリアに住んでいた大工さんが依頼を請け、周りの家を綺麗に建替えていたとのことでした。(確証は得られておりませんが)

通常、再建築不可の建物の登記簿上の築年数は相当古く、例え、柱の残しの「新築そっくりさん」工事をしたとしても古い築年数は上書きできません。平成8年築の建物表示登記が平成24年付けでなされているのです。(摩訶不思議)あるのですね、そんなことも。

駅からも遠く、少し辺鄙な場所に建ってはいますが、建物自体は立派で、まだまだ住み続けられます。東京都内で陽当たりも良く小さな庭もついています。

何年かぶりに室内を見ましたが、少し手をかければ見違える程良くなる要素が残っています。さて、この子(物件)をどうするものかと悩んでいるところなのです。

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