ひとり社長の備忘録

小さな会社経営・自由に暮らすひとり社長のブログ

夢だったオリンピック

湘南で管理運営している簡易宿泊所に予約が入りません。恐らく売り上げは前年比98%ダウン以上ではないでしょうか。

GoToキャンペーンに希望を抱いておりましたが、東京からの宿泊者が対象外になったことで、もはや、打つ手無しの絶望的状況です。

湘南・江の島エリアは、この季節になると観光客で大賑わいのはずですが、コロナ第2波を予感させる感染者数の増大で、閑散としております。

今年は梅雨明けも遅く、この4連休の天気も悪く、宿泊客が好んで来る状況では無いのです。

湘南エリアでは、恐らく年内で廃業に追い込まれる宿泊業者は多いのではないでしょうか。夏リゾートエリアは春と夏の繁忙期で、冬の閑散期をカバーしておりますので、今売上げが無ければ越冬は不可能です。事業化給付金も底をついてしまうでしょう。

また、コロナ感染者が増えると、週末や大型連休を前に「不要不急の外出自粛」が発令されるのですから、事業が成り立つほうが可笑しいくらいです。

弊社は幸いなことに昨年末から年初にかけて、こちらの意向とは裏腹かつ偶発的に、最大270床もあった宿泊施設が手元から離れて行ったことで、奇跡的にダメージは最小限に留められておりますが、今まで競い合っていた競合他社は次々に姿を消して行っております。あれだけ流行っていた「民泊」も、今や過去のモノで、話題に上がることもありません。

江の島は、オリンピックのセーリングの会場に選ばれていましたので、宿泊業は今頃バブルの真っただ中のハズだったのですが、希望に満ちたシャボン玉は飛ぶことなく弾け散ってしまったのです。

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