ひとり社長の備忘録

小さな会社経営・自由に暮らすひとり社長のブログ

2021東京オリンピック

東京オリンピックに向けて、セーリング会場の江の島を抱える藤沢市と、隣の鎌倉市の役人達が動き始めているようです。

日本政府は国民の声に耳も傾けず、東京オリンピックを是が非でも開催しようと躍起になっているのですが、この状況下で「万が一」にも開催された場合に備えて、地方自治体も体裁を整えることに必死です。

わが社の関係会社が運営する宿泊施設は、セーリングチャンピオンのニュージーランド代表が貸切りでご利用頂く予定でした。実際に、オリンピックの前の年2019年のセーリングワールドカップ江の島大会の時からご利用頂いております。

翌年の2010年東京オリンピック開催に備えて、来日する選手やスタッフが増員されるとのことで、新規に新築のアパートや戸建てを借り上げて準備していたのですが、まさかの延期となり、予約はキャンセルされ、借り上げた物件の賃料を契約期間に伴い、黙々と支払う羽目になったのです。これについては何の補償もありませんでした。ヒドイ。

そして先日、数か月後にオリンピックが開催された場合の宿泊施設の確保ということで、市より相談があったのです。

内容は、「宿泊施設を一定数確保して頂けませんでしょうか。万が一オリンピックが中止若しくは延期になった場合の補償はありません。」(;'∀')

「確保した宿泊施設を利用する場合はソーシャルディスタンスの関係で、一部屋おきに宿泊させ、全ての移動は公共交通機関ではなく、専属車による送迎でお願いしたい。」(;'∀')。

各国の選手団は軒並み予算を削られていて、宿泊費の値引き交渉を受けている中で、宿泊施設は半分の部屋しか稼働しかさせてくれずに、送迎付きとは。(;'∀')。

役人さんの意見と感覚がズレ過ぎていて驚愕したのでした。

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