有名な株式投資のブログがあります。毎回、一般投資家に対してQ＆A方式で回答しているのですが、毎回気になるのが一般投資家の資産状況です。匿名なので、自身の金融資産状況を赤裸々に明かしています。金融資産が、２０代では１０００万円以上、３０代では２０００万円～、４０代では５０００万円～という相談内容なのです。
皆、資産運用に力を入れているとは言え、年齢的に見ても平均値以上の資産をしっかり蓄えていることに驚かされます。実際に、控え目な日本人の中に「静かな金持ち」が一定数いることが伺知れるのです。
いつもピーピーの生活をしている人でも、資産を投資へ回してキャッシュが無いだけで、意外に資産家だったりするかもしれません。
喜んで自分の全資産をベラベラと話す人はあまりいません。人の資産状況は、その人の生活スタイルから推測するしかありません。しかし、資産家はお金を投資へシフトする傾向が強いので、乗っている車も中古の国産車という人も多く、見た目では判別しようがありません。
５０代６０代になった時に、油断していた自分だけが十分な資産を蓄えられていなかったとしたら「判断ミスの負け組」になってしまいます。そこから追いつくことなど、ほぼ不可能です。
お金が全てではありませんが「ゆとりある生活」を送る為には、相応のお金が必要です。早め早めに資産のポートフォリオを最適化して行きたいところです。
実は身近な友人が、自分が想像する以上の「静かな金持ち」かもしれないのです。
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