業務はできるだけ「シンプル&スマート」に行うことがベストだと考えております。とは言え、会社という組織は、スタッフが暇そうにしていることを許してくれません。皆誰もが心の中で「君は何かすることはないのか?」と思ってしまうからでしょう。
下っ端・・・頑張っているけど、気づかない事が多い。
中間管理職・・・下っ端を動かしてナンボの世界だと思っている。
上席・・・自分傘下の成績を上げてライバルに勝ちたい。そして出世したい。
社長・・・金払っているのだからしっかり働け。暇そうにしていると下のモチベーションが下がるので働いているフリが上手くなる。
小さな会社は、上記のような構図でしょうか。
皆、やむを得ず、無理に「仕事」を創り始めます。
業務管理表・チェックシート・お掃除当番・日報・新人育成マニュアル・HPリニューアル・各種ひな形リニューアルなどなど。皆、成功も失敗も無い「無難」なことに着手します。創ったからには使わない訳にはいきません。こうして、あっという間に「不要な業務」が大量生産されてしまうのです。
皆が創り上げた「不要な業務」をなおざりにして、儲けに直結する仕事ばかりに力を注いでいると、あっと言う間に「村八分」になってしまいます。
これが「日本村」の構図です。自分達で不要な仕事を作っては「忙しい、時間が足りない」とワーワー騒いでいるのです。
ひとり社長の立場は「日本村」とは真逆の生き方です。不要なモノはどんどん削除し、最大限自由な時間を確保します。そして「動く=収入」は鉄則です。
短い人生において「仕事をしてるフリ」は時間の無駄以外なにものでもないのです。
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