ひとり社長の備忘録

小さな会社経営・自由に暮らすひとり社長のブログ

不動産市況

大手不動産会社のアセット部にお勤めの仲間(先輩)と1年ぶりに会話をしました。つい先日、生まれたと思っていたご子息が、もう5歳になっておりました。「えっ」と思う程、月日の流れの速さを感じたのでした。

アセット部は、いわゆる実需(普通に暮らす家)ではなく、投資系の案件を専門に手掛ける部署です。顧客は、投資家や企業が大きなウェートを占めます。

コロナ渦の不動産市況の話をしました。話によれば、コロナ渦の投資物件への融資は、体力があり成績の良い法人(個人)への融資は盛んだが、そうでない法人(個人)への融資は下りづらいといった、2極化が見られるとのこと。

「テレワーク」で十分だということに気づいた企業が多く存在し、従来の大箱のオフィスビルから、狭小ビルへニーズが移行した。その流れで、都心の狭小土地を購入し狭小ビルを建て商品化し売却するスキームが勢いを増していること。

アマゾンや楽天などのネット通販でモノを買う人が急増したことで、郊外の物流倉庫のニーズが高まり、活況を呈していること。などなど。

常にアンテナを張り、世の中の市況を嗅ぎ取り、初動が早い人達がこの世の中を作っていくのだろうと感心させられました。

同じ不動産業界に身を置きながら、こうも見ている世界が違うことに焦燥感が募ります。

お土産で六本木のワンルーム案件を頂きました。数字を叩いてみなければわかりませんが、儲かりそうなら検討したいと思うのです。友人案件でも、出口(エンド)価格なら、買いません。( ´艸`)