昨年末に売出した区分マンションが無事に成約しました。物件仕入と内装費は全額キャッシュで賄っているので、今回は売却代金全額が手元に残る算段です。
6月のわが社の決済までの間に、戻ってきた資金を最低でも1回転させたいと目論んでいます。
現在の不動産業界はコロナバブルを受けて絶好調ですが、景気が良ければ売れ行きも良い=高値で売れる時期に安く売る人は居ない、ので仕入れが厳しい市況です。
逆に、景気が悪ければ高値で売れないので安く仕入れる事ができますが、売却がスムーズに行きません。この波の繰り返しの中で、永遠に仕入と販売を行うのです。
理想は、不景気の時にタンマリ仕入をして好景気の時に全て売却することですが、景気の大きな波は10年単位の為、そこまで待っていられないのです。
不動産取引も株取引と同じで、上がって行く局面ではMAX高値を掴みたくないと思い、下がって行く局面では買った後の値下がりが怖くなります。
今の不動産市況は上がって行く局面です。心理的には買いたくない状況です。
買って売ってを専業とする会社は市況が高騰していることを頭で理解していても、止まる事ができません。その為、高く買った不動産に内装費と利益が乗っかり、更に高く売り出され、誰かがそれを買ってしまう為、更に価格が高騰するという「バブルスパイラル」に突入するのです。今がその時期です。
長年の経験と勘では、今は「売り時」であって「買い時」ではないのです。( ´艸`)
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