ひとり社長の備忘録

小さな会社経営・自由に暮らすひとり社長のブログ

小さな会社

最近の我が社は、一時の実りの収穫期を終え新たな種蒔きの時期に入っているのですが、この種蒔きを疎かにすると、長期間無収入という危険な事態を招く可能性があるで、丁寧かつ慎重に行動しなければなりません。

不動産業で独立する多くの会社は売買仲介業がメインだったりするのですが、実際は仲介業メインでこの厳しい世の中を生き残るのは至難の技で、大凡5年以内に撤退して行きます。

何故なら、一般のエンドユーザーから定期的に案件を拾うのは広告費や人件費が嵩むし、競合他社は財閥系不動産会社やフランチャイズ加盟店、信頼の厚い地場業者となるので、単に体力勝負であれば勝ち目がないからです。

我が社のような零細企業が生き残る為には、無闇に巨人達に殴り合いを仕掛けるのではなく、上手に共存できるようなポジションを取り、波を立てずに細く長く生き残り、その間に着実に実績と信頼を集め、徐々に日の当たる場所に出て行くような「したたか作戦」が功を奏すると考えております。

長年生き残っているだけでも、人から感心され、安心して頂けることがわかっているので、しぶとく生き残ることは大変重要なのです。

損益分岐点を低く定めて、無駄な出費を防ぎ、蓄えたキャッシュで収益不動産を買い進める。そうすれば、不安定な仲介業を卒業でき、収益も安定し、いつか必ず来る「まさか」にも対処できる骨太経営基盤を確立できると勝手に思い込んでいるのです。

この答えは私がこの世を去るま時まで出ませんが、「間違ってなかった」とニコニコしながらあの世へ行けると思い込んでいるのです。何の根拠もありませんが。

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