格闘技界のレジェンドである魔裟斗に対してユーチューバーのシバターが一方的に戦いを挑んでいるのですが、そのファイトマネーは1億円、そして勝利報酬として＋1億円、計2億円をシバター自身がポケットマネーで支払うという破格の提示です。
シバターの月収はチャンネル登録者数88万人の時に700万円だったそうで、現在ではチャンネル登録者数が121万人に増えていることから月収1000万円位なのでしょうか。
昔読んだ本に「収入は、自分が幸せ(楽しませた)にした他人の数に比例する」という方程式が書かれていましたが、正にその通りの結果がユーチューブの世界で成り立っています。
個人的な意見としては、年収1000万円なら現実味がありますが、月収1000万円ともなると非現実的な世界と感じてしまい頭で理解できなくなってしまいます。
このような仕組みは「労働＝美徳」と考えている日本人には、とても厳しい仕打ちなのではないでしょうか。
欧米人は、利息や広告料など目に見えないモノをお金に換える発想が秀逸です。そもそも思想の根底に「クソ真面目に労働などやっていられるか」、「ラクして金を儲けようてやろう」と本気で思える能力があるのかもしれません。
「ラクして儲けると罰が当たる」と考えてしまいがちな日本人では一生到達できない領域の発想です。
わが子らに、勉強や仕事の大切さを教えていることが果たして正しいことなのか、とても不安になる世の中なのです。
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