ひとり社長の備忘録

小さな会社経営・自由に暮らすひとり社長のブログ

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わが社の決算は6月です。正に今月末で第8期が終わります。先日、顧問税理士が来社され、コーヒーのみのみ3時間ほどミーティングをしました。その話の中で、税務上の棚卸の仕組みを詳しく教えて頂き、とてもためになりました。

なんだかんだ今期も利益が出るそうで、納税の資金を確保しておく必要があるとのことです。

そもそも出費を最小限に抑えた経営をしているので、これで利益が出ないほうがおかしな話になります。※もっと働け!

必死に切り詰めてやりくりして残したお金から、一気に何百万円も持っていかれると、納税は国民の義務とは言え「ムムム」という気持ちになります。ヽ(`Д´)ノプンプン

減価償却という魔法の経費のようなモノが他にも無いものかと思ってしまいます。

会社の内部留保を増やすためには、その分の税金を支払わなければなりません。

使い切れば無税。貯めようとすれば課税。だれが作ったのか、凄い仕組みです。

国民にお金を貯めさせないで、死ぬまで馬車馬のように働かせようとする国の政策が見て取れます。

この国では、ただ労働しているだけでは一向に生活は向上しません。労働は人生の切り売りです。それなのに裕福になれないのは資本主義の考えが労働にコミットしていないからです。

資本主義がコミットしているのは、投資・複利レバレッジです。掛け算です。

因みに労働は足し算です。( ;∀;)

「r>g」、21世紀の資本の中で(return)のほうが、労働による賃金の伸び率(growth)を上回っているとピケティ氏は述べています。

そうであれば、さっさとそっち側にコミットした生活を送るべきだと思うのです。

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