ひとり社長の備忘録

小さな会社経営・自由に暮らすひとり社長のブログ

損益分岐点

個人事業主の良いところは自由が利くところですが、一番のネックは無保証だというところです。独立開業する上で皆が一番引っかかる点は「保証が無い」というところだと思います。最悪のシナリオを想定すると「事業失敗→大きな借金→失業」となり、夢を叶えるどころか地獄の底に落ちるかもしれない一か八かの賭けに感じられるものです。

多少の蓄えとヤル気だけで初めてしまうと大半が失敗し退場して行きます。私の周りでもラーメン屋を開業した人が何人もいますが、何れも生き残ることはできませんでした。( ;∀;) どの店も味は悪くなかったのにです。

総費用が高いのか売り上げが低いのかはそれぞれですが、事業撤退は売上げが損益分岐点を上回れなかった結果から来るものです。

ラーメン店で言えば、自分達が作り出した味を過信してしまった為に陥ってしまうという罠もあるのかも知れません。

800円のラーメンを1日100杯売り抜いて8万円の売上げになります。1人客が15人、2人客が20組、3人客が10組、4人客が2組、5人客が2組、でクリアです。

1杯あたり30%の純利が保てれば、一日24000円の純利益です。これを一生続けなければなりません。お店側が1杯1000円にしたくなる気持ちにも頷けます。( ´艸`)

そもそも、一日100杯のニーズがあるのかという点が抜け落ちている場合もあります。競合店の来客数のデータ取りも必要というわけです。

話が逸れましたが、これから独立開業する方は特に損益分岐点と売上の関係をシビアに計算することをお勧めします。

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