ひとり社長の備忘録

小さな会社経営・自由に暮らすひとり社長のブログ

サルベージ

13年前の9月15日、突然リーマンショックが起きて世界規模の金融危機が訪れました。日本も例に漏れず株や不動産が大暴落し、多くの会社が倒産しました。

金融機関の貸し渋り貸し剥がしが多発し、不動産業界も生き残りの戦いが始まりました。

過剰債務、薄利多売のギリギリで経営していた会社から退場して行きました。( ;∀;)

当時、私が勤めていた会社は究極のキャッシュ経営をしていたので、ビクともしませんでした。

瀕死状態の同業他社を沈みゆく船に例えて「サルベージや!」と言いながら、倒産セール物件をさらに買い叩き、仕入れを強化していきました。

その判断が功を奏し、半年、一年後に不動産価格が戻り始めると、底値で買い進めた物件が次々と高値で売れてしまうのです。( ´艸`)

当時、エリアマネージャーを任されていた私は最前線で活躍しましたが、その恩恵を受けることはありませんでした。会社の総取りです。悲しいかなお勤め人。( ;∀;)

その出来事が衝撃過ぎて、その後独立したわが社もキャッシュを厚くする経営を目指し始めます。

思ったほどキャッシュが貯まらない現実と、まさか級の不況が訪れないので、力を発揮する機会が訪れません。( ;∀;)

コロナショックとはいえ、超法規的措置により打撃の大きい飲食業界は国に保護されています。リーマンショックの時には無かったのに(; ・`д・´)。

明日がどうなるか誰にも分かりません。突然の大不況にも耐えられる強い会社を創って行きたいと思うのです。

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