ひとり社長の備忘録

小さな会社経営・自由に暮らすひとり社長のブログ

基礎を大切に

基礎や型を蔑ろにすると、どこか物足りなく頼りがいのない印象を与えてしまいます。

近道が好きな人は見た目や見栄が先行してしまい、辛く時間のかかる基礎練習に価値を見出せません。恐らく「如何に早くそこへ行くか」ばかり考えているからでしょう。

自分では辿り着いたと思っていても、見る人が見れば中身がすっぽり抜け落ちた残念な人に映ります。

つまるところ、見掛け倒しでは駄目だという事なのです。

相手は提案を待っています。自分が知らない知恵を提供してくれる人、技術や情報を教えてくれる人、それらに興味を持つものです。

基礎が無ければ良し悪しの判断が曖昧で力強い提案ができません。※嘘つきは別です。

書き方、使い方、食べ方、考え方、「方」向性の前に「型」があるものです。

行儀、礼儀、作法、何千年も連綿と受け継がれた人の知恵の結晶をたかが100年も生きていない人が否定するのは如何なものでしょうか。

やってみて身につけて自分流に進化させる。文句を言ってやらずに蔑ろにする。

どちらが良いのかは自明の理だと思います。

基礎を身に付けると自信がつきます。「こうだ」と言う一つの答えを持つことができます。そこから、「今であればこうかも」「こうだからああだ」と意見を派生させていくことができるのです。

先ずは焦らずに基礎をしっかり固めることに注力すべきだと思うのです。

歳を取っても基礎練習。大切な考え方だと思います。

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