ひとり社長の備忘録

小さな会社経営・自由に暮らすひとり社長のブログ

前進・発展のまやかし

常に「企業は前進・発展して行くべきだ」という考え方が当たり前でスタンダードのように言われます。

そもそも、そう言った考え方の根底にあるものは「会社を大きくして沢山儲けたい」や「立派な会社の役員でありたい」や「ストックオプションでFIRE人生を送りたい」などの野心が経営陣にあるからだと思います。良くも悪くも人間は動物界で唯一「もっともっと」と欲張ってしまう生き物なのです。

本来、生きて行く分だけ摂るのが自然界のルールであり摂理です。飼い猫だって沢山エサを与えても必要な分しか食べません。

人間界は他の動物世界とは違い、いくらでも保管の効く決済機能を持つ「お金」が生み出された事で必要以上に貯えることを身に付けてしまったと言えます。だとしても、お金はあの世には持っていけないのだから、ある意味「ナマモノ」です。

「資産」を子供や遺族に残してあげたいと考えるのも人間らしい考え方です。資本主義の世の中は「資産」の額で、ある程度勝敗が分かれます。

話は戻りますが、「必要な分だけ仕事をする」という会社があっても良いのではないでしょうか。普通に生きていられる分だけ仕事をする会社。

何とも夢の無い会社です。( ´艸`)

無駄に生活水準や損益分岐点を上げなければガツガツと欲張らずに済むことですし、最低限生活できる分の仕事を大切に熟していれば問題ないと感じているのです。

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