ひとり社長の備忘録

小さな会社経営・自由に暮らすひとり社長のブログ

バランス

ロシアという国は日本人からすれば「日ソ不可侵条約」を無視して北方領土に侵攻してきた過去を持つまったく信用できない国であり、何を考えているのか理解できない軍事大国で油断できない隣国です。

今まさにウクライナに侵攻しているロシアですが、ロシア側からすればNATOアメリカ・イギリス・フランス・ドイツなどは自国を崩壊させようとしている敵国と見なしており、喉元に位置するウクライナをみすみす渡すわけにはいきません。

ロシアも生きるか死ぬかと必死なのです。ロシアの立ち位置は太平洋戦争に突入した時のABCD包囲網を張られた日本と重なります。

昔からロシアはNATOに対し「東方拡大しないでくれ」と訴えているのに、NATOはそれは各々の国が決めることだと知らぬ存ぜぬしてきました。そしてついには国境を接する国までNATOが拡大してきたのですから、ロシアが「攻め込まれる」と考えても何ら不思議ではないのです。

ロシアや中国は好きな国ではありませんが、どことなく戦前の日本と類似していて気になる存在です。

一方でアメリア・イギリス・フランス・イタリア等の国はカッコよくてイケテル国で憧れますが、アングロサクソンほど信用できないものは無いと思っています。

どちらにしても地球上には考え方が違う国家が沢山あるのですから、全ての国を同じ方向に「前え倣え」させることなどナンセンスなのです。

一方が力で押し込むのではなく、それぞれの立場を尊重してバランスを取ることが争いを起こさないコツだと思うのです。

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