ひとり社長の備忘録

小さな会社経営・自由に暮らすひとり社長のブログ

不動産買取情報

買取の案件が纏めて3件来ました。全てキャッシュ案件です。一つは友人の会社へお譲りすることで決まり、残り二つの案件をどのようにメイクしようか頭を使います。( ´艸`)

不動産の買取り情報は少し特殊なものでして、仲介会社は取引を不安無く確実に終える為に買取り実績のある会社へ情報を流します。

三者の為の契約、いわゆる「さんため」という昔で言えば中間省略的な取引方法があります。

さんためは、売主A→買主Bの通常の取引ではなく、売主A→一時的な買主B→最終的な買主Cという形をとり、先ずAB間が売買契約を締結し、買主Bが出口買主Cを見つけて売買契約を締結し、所有権はBを経由することなくA→Cへ直接移転します。

さんためのメリットはBが売買代金を用意する必要がないことです。要するにお金が無くても売買に絡み利益を享受できるのです。

という理由から、資金の薄い会社は「さんため」を利用するのですが、引き渡し期限までに出口買主Cを見つけることができない場合は、お金の無いBは決済(物件の引き渡し)を受けることができないので手付金を放棄して契約を解除するのです。

仲介会社はこれをやられるとたまったものではありません。大変な思いをして契約をしたのに契約解除されて仲介手数料はもらえないし、更には新しい買主を見つけて再度契約しなければなりません。最悪の二度手間なのです。( ´艸`)

わが社は小さな会社ですが必ず物件をキャッシュで買います。そこが安心材料となり、買取情報が集まって来るのです。集まってきてもお金が無ければ買えないのですが( ´艸`)。困ったものです。

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