ひとり社長の備忘録

小さな会社経営・自由に暮らすひとり社長のブログ

仕事の話

不動産再販業の利益率は概ね5%~25%の間でして、10%前後がボリュームゾーンとなります。( ´艸`)

プロジェクト収支の立て方は様々ですが、先ずは出口(売却価格)を検討します。ここの数字が一番大切になり、大きく外すと折角のプロジェクトがマイナス(赤字)になってしまいます。

例えば、

売却価格 2500万円(リフォーム済み販売価格)

内装費用   500万円

経費     200万円

仲介手数料  150万円

利益     250万円(売値の10%)

買取価格 1400万円

前述のように売却価格から必要経費と利益計上分を差し引くと買取価格(仕入値)を算出することができます。( ´艸`)

これは各経費の見積もり額が正確であることが前提であり、物件商品化の難易度や投下資本とスケジュール感に見合った利益を見積り計上することで「仕入れたい金額」を知ることができます。( ´艸`)

仮に買取価格が1400万円まで下がらずに1500万円だった場合、150万円の利益でもチャレンジするのか?もしくは、売却価格を2600万円で伸ばすことができるのか?など、様々な角度で再検証し、結果が「収支合わず」の場合は「今回は見送り」という決断を下します。( ´艸`)

上記のように実際の収支計算は千万円単位ですが、机上の数字は2500などで表記し、まるで1400円で不動産を買うような感覚でサクサク算出するのです。( ´艸`)

★「ひとり社長の備忘録」毎日更新中! ★いつも当ブログへお越しくださり有難うございます★