物価上昇が続いた世の中では遅れながらも賃上げが本格化しているようです。アベノミクスが目指したトリクルダウンが今になって始まったと言えるのではないでしょうか。
不動産業でもエネルギー価格や様々な入手コストや経費が上がりましたが宅建業法で定められた不動産業の仲介手数料は変わりません。取引する物件価格が上昇しているから恩恵を受けているとも言えますが実感が湧かないのです。( ´艸｀)
実際に、以前は1000万円で売れるかどうかの区分マンションを1500万円で売却したところで16.5万円多く仲介手数料を受領したから儲かったとはなりません。なぜなら、普通に1500万円の売却物件の仕事をしただけだからです。( ´艸｀)
この物価上昇と賃上げは従業員を抱えている仲介業者などはさぞかし大変だろうと想像します。
我が国日本は長らく続いたデフレからインフレへ転換し始めていますが、どちらかと言えば悪いインフレ「スタグフレーション」のような気がしてなりません。周りを見渡しても上昇コスト分を価格に転嫁できずにいる企業がどれほど多い事か。( ´艸｀)
2024年は元日から災害や人災で多くの人命が失われ波乱の幕開けとなりましたが、同時に経済動向も注視していないとわが社の様なちっぽけな会社は直ぐに吹き飛んでしまうのです。( ´艸｀)
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