ひとり社長の備忘録

小さな会社経営・自由に暮らすひとり社長のブログ

後回しにする人

人は「面倒」だと感じてしまうと物事を後回しにしがちです。

後に回しても、何れどこかのタイミングでやらなければならないのです。

ビジネスの世界では「面倒な問題」程、真っ先に処理することが重要です。

基本的にトラブル等は、時間が経っても自然には解決しませんし、解決を先延ばしにすることにより、相手方の感情がより一層激しいものになるものです。

社会人になりたて(お勤め人)の時はよく、そこの間違いを犯してしまいます。

お勤め人特有の、あるあるで、上司や会社に怒られたく無いがためのミスです。

問題を後回しにし、取引先から上司が注意を受けてしまい、その結果、上司から数倍叱咤されてしまうような本末転倒な結果を招きます。

すべきことを後回しにすることは、その間、その事案を頭のメモリーに入れておかなければなりません。そして、たくさんのすべき事を後回しにしていくと、何れ頭のメモリーオーバーになり、都合の良いもの以外から忘れ去られていくのです。

現代は、次から次へとタスク量が増える世の中です。

物事を後回しにしていると、自分自身の成長を遅らせる他、要らぬトラブルを誘発させます。そのトラブル処理にさらに時間を費やしてしまいます。

その点、起業できるような人は、最適な物事の処理の順番を、よく理解している方が多いのです。

そして、それ以前に「やらなければいけない事」と「やらない事」を明確に区別し、自然と自分に必要なものをチョイスしているのです。