ひとり社長の備忘録

小さな会社経営・自由に暮らすひとり社長のブログ

「S」人と「N」人

自分の考えとは真逆の考えを持つ人がいます。

仲は良いのですが、様々なところで意見が食い違います。

それはとても不思議な感覚です。

若い時は自分の意見を人に押し付けるようなことも沢山ありました。

根底では自分が正しいと思っており、お節介も相まって他人を矯正しようとしてしまうのです。

どんな人でも自分を否定して生きてはいません。自分が好きなのです。

誰でも、自分を否定して矯正してくる相手に対し、「ありがとう」と言えたとしても「好き」にはならないものです。

私も歳を重ねるごとにようやく「それぞれのキャラ」というものを認められるようになりましたが、逆に、根底から合わない人とは付き合いを終了させる決断をするようになりました。

短い人生ですから、不用な人現関係を維持する時間がもったいないのです。

幼い時に「友達と仲良く」と教えられますが、それは「合わない人と仲良く」とまでは言われていないのです。

こちらが常識と捉えることでも、相手は非常識と捉えている。このような状況ですと、いろんなことがスムーズに行かないのです。

磁石の「S」極と「N」極が引き合うように、人間も「S」人と「N」人が引き合う事が多いように感じます。

私も含めて事業家には「S」人が多いと思っております。そこで行われる異業種交流会たるものは「S」人が大集合するのですから、話は盛り上がりますが、その後、引き合うことが少ないことも事実です。

逆に基本なんでもOKな「N」人同士では話が進まないものです。

家族も、兄弟も、人間関係も、鎖のようにS人・N人・S人・N人と順番になっていることが良いのかもしれません。