ひとり社長の備忘録

小さな会社経営・自由に暮らすひとり社長のブログ

消費税=お金使用料

百円玉をじっと見ていて、その百円と物々交換するチョコレートにプラス10円加えて払うものが消費税だと考えると、世知辛い世の中だなと思うのです。

元々は物々交換だったのに、一度お金に変換してから使うと消費税は発生するわけですから「お金使用料」のようなものです。因みに個人の生活に関わる物品の物々交換には消費税はかかりません。これから消費税が上がれば物々交換は節税効果として威力を発揮することでしょう。

食費等の消費する生活費は家族構成にもよりますが、子どものいる世帯は月に最低でも10万円はかかります。年間120万円の生活費に8%であれば96,000円、10%であれば12万円の消費税がかかるのです。120万円の生活費の枠で生活する場合、実際のモノと交換できるのは108万円~約110万円しかないということになります。

ということは、120万円のお金は108万円~110万円の交換価値しかないということになります。

物価が上がる事でお金の価値が下がるインフレと似ています。しかも時の政権が増税を行えるのであれば恐ろしいことです。

欧米の消費税は20%以上の国が多くあります。今後、日本が段階的に消費税を20%まで上げたと推定すれば、120万円のお金で96万円分しかモノやサービスと交換できないことになります。コツコツ貯めた老後資金1200万円が960万円分の交換価値になってしまうのです。「とほほ」な話です。

とても安直ですが、新型コロナウイルスの影響で落ち込んだ日本経済が再起を遂げる為にも、安倍総理には奇跡のリーサルウェポン「消費税撤廃」を決断して頂きたいと思うのです。

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