ひとり社長の備忘録

小さな会社経営・自由に暮らすひとり社長のブログ

商売の基本のき

当たり前の話しですが、商売の基本は安く仕入れて高く売ることです。原材料を仕入れて加工や付加価値をつけたり、技術加えることで商品化し、消費者に買って頂くわけです。売値と商品化迄のコストの間が「利益」になるのは、ほぼ全ての商売に共通しています。

大切なのは売値がいくらになるか?の値付けのセンスです。商品化したモノが「買いたい、又は、買える値段」でないといけません。

売値の値付けが適正で、売れることがわかれば、仕入れ原価と販管費をとことん改善することにより、利幅が大きくなり儲けることができるのです。後は、薄利多売でいくか厚利少売でいくのかを選択します。

信じがたい話ですが、安く仕入れる為には現金決済が今でも有効的です。売る側は、引き渡した商品の代金を早く回収したいのですが、回収できるのは1ヶ月~6ヶ月かかるのが常です。(お勤め人の給料も1か月後です)。

代金が支払われない可能性も十分考えられます。回収にかかる期間が長ければ長いほどリスクも大きくなるわけです。基本的に、利益にはその未回収リスク分も加味されて計算されている訳ですから、現金側近払いを利用することで、未回収リスク分は値引きが可能となり、売り側も回収リスクがなくなりWINWINとなるのです。

また、給料支払いや商品代金回収が、2ヶ月後や3ヶ月後だと受け取った時の嬉しさも半減です。売る側は即現金回収できれば資金を早く回転させることができるのですからビジネス上有利になります。

あれこれ考えると、やはり「ある一定額のキャッシュ」は持ち合わせておくべきと思うのです。

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