ひとり社長の備忘録

小さな会社経営・自由に暮らすひとり社長のブログ

会社経営の難しさ

先日、昔住んでいた家の近くの美容室が閉店しているのを見かけました。オーナーもスタッフもいい人達で、いつもお客さんが沢山いる当時にしてはおしゃれな美容室でした。値段はカットのみで5000円位していた記憶があります。

私も、床やさんから美容室へ移行するくらいの時期で、世の中的にも少し金額は張るけれど、おしゃれな美容室でカットやパーマやカラーをしてもらうのがちょっとしたステータスだった時代です。まさに時流に乗っていたお店です。

開店当時からカットを担当してくれた、当時30歳位だった男性のオーナーも数年後には高級車を購入し、家も購入し、支店を出す計画を練っておりました。

美容室のオーナーで商売が軌道に乗り、お金持ちの雰囲気があれば、さぞかし異性にモテたのだろうと思います。商売の先輩という感じでした。

美容室業界は1000円カット等の台頭により、随分と顧客が低価格路線に流れたのではないでしょうか。お金に余裕が無い男性客等は1000円カットで十分という人が沢山いると思います。将来は自分のお店を持ちたいと残業も厭わず修行していた当時の若い美容師の人たちにとっては厳しい世の中になってしまった事だろうと思います。

不動産業界は仲介手数料の上限が法的に決まっております。値引きは自由ですが。

今後、外資系不動産会社やAIの発達等により、仲介手数料が低価格路線になってもおかしくありません。その時の為にも仲介手数料に大きく依存する経営から距離を置かねばいけないと思っているのです。

f:id:one_president:20200423184405j:plain

 ※「ひとり社長の備忘録」毎日更新中! ★いつも当ブログへお越しくださり誠に有難うございます★