ひとり社長の備忘録

小さな会社経営・自由に暮らすひとり社長のブログ

低空飛行

久しぶりに二人の友人(経営者)から連絡がありました。一人は、気づけば5年ぶりで、私より年下ですが若くして独立し、社長となり、従業員16人、年商7億円の建築会社の代表者です。新しいビジネスを会社の柱とすることに成功し、順調に経営基盤を固めて借金も返済し、絶好調のようです。

もう一人も私より少し年下で、昨年の終わり頃に満を持して独立し、同僚と後輩含め3人態勢で不動産会社を経営しており、こちらも上手く行っているようです。

2人とも出会った頃から「仕事ができるな」と思わされるオーラがあり、お勤め人の時から、「儲け」に関して特に鼻が利き、その為か、お金回りも良さそうでした。また、顔が広く沢山の人と上手に付き合える能力も備えているのです。

商売は、仕事ができるのは最低限当たり前の話で、その他多くのスキルを幅広く平均的に持ち合わせなければなりません。経営者になってからでなくては分からない事も沢山ありますが、そういった「できる人」と言うのは、難なく技術や思考を身に着け、こなして行けるのですから羨ましい限りです。

私の周りには建築業や不動産業の経営者が沢山います。会食や、飲みの場で話を聞く限り、皆「絶好調で昇り調子」なのです。私の周りの経営者が、角度20度の右肩上がりの業績軌道なら、当社は5度位の角度ではないでしょうか。

ひとり社長の会社は、創業からこれまでずっと「低空飛行」の業績で、なんとか生き延びている感じですが、そのおかげで足元がしっかり見えるのかもしれません。

景気の良い話を聞かされる度に、自分の経営に関する考えがブレそうになるのですが、自分の信じた経営スタイルをしっかりと見つめ直し、ぐっと我慢するのです。

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