ひとり社長の備忘録

小さな会社経営・自由に暮らすひとり社長のブログ

良い借入、悪い借入

昨日、保証協会付けですが、信用金庫からの融資がおりました。返済期間は3年、その期間は実質無利子で、手を付けなければ毎月口座から返済され、3年後には勝手に返済が完了している算段です。

融資は受けましたが、正直なところ今すぐに必要な資金ではありません。今回の借入は、未だ収まらないコロナ禍が今後どの程度の期間を有し、どのように変化し、どのような形で我々不動産業界に影響を及ぼして行くのかを見定め、最悪の事態を想定したいわば「先回り融資」という意味合いが強く、又、コロナ渦に乗じて金融機関との関係を深めて行くという側面もあります。

金融機関を表現する言葉に「晴れの日に傘を貸して雨の日に取り上げる」があります。現在の社会情勢は「大雨」ですが、不思議な事にひとり社長の会社の天気は「晴れ」(天照大神パワー)でしょうか。ならばと言うことで格言に習い行動したのでした。

無借金経営の基本方針を掲げる当社にあって、矛盾が感じられるところですが、私の思う「借金」は金融機関に依存し、相手にキャスティングボードを握られてしまうような借入を指しています。金融機関の忖度で「貸し渋り」や「貸し剥がし」を受けてもダメージを受けない骨太経営に支えられた資金確保的な借入はOKとしています。

いつでも全額返済でき、それでも経営が傾かない盤石な基盤を築いて行きたいと思うのです。

10億円の借入があるひとり会社より、10億円キャッシュがあるひとり会社の方が、この上なく楽しいと思うのです。(私の夢なのです)

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