ひとり社長の備忘録

小さな会社経営・自由に暮らすひとり社長のブログ

考え方の話

投資物件を持っていると、「勝手にお金が貯まっている」現象を味わうことができます。何もしていないのに、口座の残高が増えていくのです。稼いでいるという実感は無く、単に通帳の数字が増えていくのを、どこか他人事のように「ふーん」と眺めているだけで、自分のお金だという自覚もさほどありません。あれほど必死にお金を追いかけて生きてきたことが、一体なんだったのか?と思えます。これは決して自慢話などでは無く、至ってリアルな感想です。

ひとり社長の周りには、家族にも親戚にも不動産屋はいませんでしたし、ましてや不動産や株等の投資をしている人もいませんでした。そんな環境にもかかわらず、なぜ「不動産好き、投資好き」のひとり社長になったのか?というのは、自分でも不思議でなりません。

今になって思う事は「仕組みを所有する大切さ」。これはかなり重要です。

私もそうですが、お金を稼ぐことにおいて、体を使うことは慣れていましたが、頭を使う事は不慣れでした。また、一般的に、頭を使って稼ぐことは、どこか「ズルい」「悪い」という風潮があるようにも感じます。

以前、勤めていた会社の代表に言われた言葉が大変印象に残っています。

「身体を使って稼ぐことには限界があるが、頭を使って稼ぐことには限界はない」という名言です。この考え方なら歳を取っても稼げるぞ。なるほど、正に金言でした。

それからの私は、躰を使う仕事は体形維持や体調管理の為と割り切り、本当に稼ぎたい場合は、頭を使うという考え方になったのです。

そして、行動したことは一つだけ「お金を貯めて投資目的で不動産を買った」それだけなのです。※不動産屋として不動産の勉強はしてますが。

先日、娘にこう言われました。「パパはお金無いのに不動産は買うよね」と。

只々、それを繰り返しているだけなのです。

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