ひとり社長の備忘録

小さな会社経営・自由に暮らすひとり社長のブログ

angry

この世の中は自分が思い込んでいるほど、あらゆる面で整っておりません。数少ない先進国である日本の行政機関ですらそうなのですから、途上国などは無秩序が当たり前(前提)なのです。

私もそうでしたが、日本人は自分を取り巻く環境が完成したものであると思い込んでいる節があります。

「こんなことは当たり前の事だ」と思い込んでいるのです。

飲食店にゴキブリが出たら駄目、席に着いたらすぐに注文を取りに来るのは当たり前、頼んだものは最短時間で提供されるのが当たり前、スタッフは敬語を使うのが当たり前、トイレは綺麗でなくては駄目。食事に行くだけでも「当たり前」と「駄目」のオンパレードです。腹を立ててはイライラして文句ばかり言っています。

出されたコップが汚れていたら「こんなこともあるわな。すみませーん。グラス交換してください。」で普通は終わるのですが、周りを観察してみると「この店の従業員の教育はどうなっているんだ」「こんなことはあり得ないでしょ」と本気で腹を立てる人が結構いるのです。

こんな些細な事でいちいち腹を立てていたら、笑顔が好きな神様は絶対に寄り付かないと思うのです。

以前、弊社が管理する駐車場の借主が、車を買い替えるにあたり「保管場所使用承諾書」に貸主のサインが欲しいと連絡してきた時のことですが、たまたまオーナー様が出張で5日間連絡ができなかった事に対し「どういうことだ!なんでこんなに時間がかかるんだ」「おかしいだろ!」と怒鳴り声で当社に連絡をしてきたのでした。

私が「オーナー様はあなたの都合で生きている訳ではないし、そもそも借主の負担を軽減する為に保管場所使用承諾書のサインは無料(サービス)で行っている。頭を下げるのは○○さんのほうなのだから勘違いしないで黙って待っていてくれませんか」と言ったら「なんて失礼な奴だ」と言ってきたので、「○○さんの方がよっぽど失礼だ」と一喝したのでした。それ以来、○○さんは大人しくなったのでした。( ´艸`)

f:id:one_president:20201102194420j:plain

※「ひとり社長の備忘録」毎日更新中! ★いつも当ブログへお越しくださり有難うございます