ひとり社長の備忘録

小さな会社経営・自由に暮らすひとり社長のブログ

マネーリテラシー

あくまで統計上の中央値の話ですが、今のご時世、単身者で貯金が100万円あれば「まあ良し」とされています。数字が低く抑えられている要因は、「預貯金無し」の人や、借金を抱えている人が随分といるからです。

所帯持ちのマイホーム購入や教育費捻出等の借入は理解できますが、単身者の場合、学費以外で数百万円の借金があるのは「マネーリテラシー」の欠如が原因かもしれません。

資本主義のルールの中には「複利」というカードがあります。日本人は、「お金は安全な場所に保管するモノ」と捉えている節がありますが、アメリカでは「お金は運用して増やすモノ」と捉えております。考え方が決定的に違います。今では、この考え方の差が何年も積み重なり、二国に大きな国力の差がついてしまいました。

複利は原資が小さいとあまり実感できません。同時にそれなりの時間を要します。

きめ細かい性格のはずの日本人ですが、お金に対しては「勝てば倍、負ければ0」の倍々ゲーム的思考を持っているのかもしれません。「チマチマ増やすなんてやってられないや」的思考です。そうであれば合点がいきそうです。チマチマ増やすのは面倒→どうせなら大きく勝ちたい→大きく勝つためにはハイリスクを取らなければならない、ハイリスクは取れないから、やっぱりやめた。→結局、お金が増えない。このパターンに陥っている人が大勢いるのではないでしょうか。

お金は自分の「分身」です。自分が働いているのに「分身」が銀行で寝転がっているのはおかしな話です。「自分が寝転がっている時に分身が働く」至極当然の仕組みを早急に創る必要があるというものなのです。

「はじめの一歩」は、早ければ早いほど有利だということは言うまでもありません。

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