ひとり社長の備忘録

小さな会社経営・自由に暮らすひとり社長のブログ

人生の最適解

あと7年もすれば末っ子長男も二十歳を迎えます。学生の道でなければ、社会人になっている歳です。もしかすると上の姉二人は結婚しているかもしれません。上手く行けば孫ができて、私も妻も真のおじいちゃん・おばあちゃんになる歳頃だというわけです。

同時に、今は元気な両親も、高齢で他界する可能性が高まっているのだと肝に銘じておかねばなりません。

当ブログを始めて、あっという間に1年が経ちました。ブログ同様に自分自身もあっという間に1歳としを取りました。この調子で、最後は「あっという間の人生」だったと思うのでしょう。

企業戦士も自営業者もフリーランスも会社役員も株主も、皆が将来に対して何らかの不安を抱いていると思います。いわゆる「老後」に対してです。心も身体も元気なうちに沢山働いて、幸せで安泰な老後を送れるように資金を貯めるのだと、常に頭の片隅で考えます。しかし、世の中を冷静に見渡すと、多くの人が老後の為に必死になって働いてきたのにも関わらず、潤沢な資金を貯める事ができていないという現実があります。私の両親も例に漏れずです。

しかし、より深く観察すると、潤沢な資金がなくとも「不幸せそうではない」ということが見えてきます。※幸せかどうかは分りません。それは、歳を重ねる毎に欲が無くなり、それほどお金も必要なくなるという事なのでしょうか。それとも、「残りの人生、健康でありさえすればいいや」と達観するからなのでしょうか。今の私では計り知れません。

今、理解できることといえば「将来の自分は、その時の今を生きて、楽しんでいる」ということと、人生はその連続であるということです。

幸い、この国には生活保護というシステムがあります。最低限の生活になりますが、裸の空腹で路頭に迷うようなことにはなりません。そうであれば、将来の事など考えずに今を最大限楽しむことが最適解になるのかもしれません。

コーヒーを飲みながら、そんなことをボヤっと考えているのです。

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