ひとり社長の備忘録

小さな会社経営・自由に暮らすひとり社長のブログ

みずほ銀行

第一勧業銀行と富士銀行と日本興業銀行の合併で誕生したみずほ銀行ですが、合併当時に大規模システムトラブルを起こし、大きな社会問題となりました。

良くも悪くも、私はその直後にみずほ銀行システム開発に携わることになり、五反田のみずほ銀行の2階で毎日プログラムを組んでおりました。

ワンフロア200人位いたでしょうか。私が所属するチームは6人程度だったと記憶しております。私はC言語COBOL言語しか組めない駆け出しのプログラマーだったのですが、プログラムを記述し、動かす過程では様々な言語を扱う必要があり、UNIXLINUXカーネルやシェルなどの概念も同時に勉強する必要がありました。

私の周りにプログラマーやSEの職業に就いた人が居なかったのは痛恨の極みでした。質問できる人が居ないので、毎日自問自答を繰り返し、自己解決するしか方法がありませんでした。

なけなしのお金を叩いてプログラムの本(よりによって高額)を何冊も買ってきて読み込んでも、実践では何の役にも立ちませんでした。

それでもなんとかプログラムを完成させました。が、今ではその内容を全く憶えておりません( ´∀` )。

そんな輩がプログラムを組んでいては、システム障害を起こしても仕方ありません。

今回のシステム障害で、みずほ銀行金融庁の立入検査が入る予定です。恐らく業務改善命令などの行政処分が下る事でしょう。

そんな事とは無縁の今の生活の方が、居心地が良いのであります。

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