ひとり社長の備忘録

小さな会社経営・自由に暮らすひとり社長のブログ

バランス

物事を円滑に行う為には注意力と配慮と稀に強引さが必要になります。社会人であれば、しょうもない凡ミスでも厳しく叱咤され、極限までミスを無くす努力を求められます。そのような経験を積んでいると人とそうでない人では周波数が合わないものです。

凡ミスは誰にでもある事ですが、ミスするタイミングが悪ければ大事になり兼ねませんし、ミスを繰り返す事で信用を大きく毀損してしまいます。「また君か」の域に達してしまうと、信用を取り戻す為に費やす労力と時間は計り知れません。

逆に言えば、凡ミスを無くし続ければ大きな信用を勝ち取れることになります。

ミスの少ない人には以下の共通点があるように思います。

・時間と心に余裕を持って準備を始め、挑む。

・勝負の場面を詳細までイメージする。

・繰り返し何度も見直す。

・ミスした場合に起こる悲劇をイメージする。リカバリーが出来るか否か、またその方法。

特に、繰り返し見直すことでミスは劇的に減らせます。仕事のデキル人は、恒例行事と化した週1回のミーティングであっても気を抜きません。

こうした日々の鍛錬によって「ミスの少ない人間」が完成して行くのですが、稀にそれがエスカレートし、ダークサイドへ落ちると「しょうもない完璧主義者」が生まれてしまいます。俗にいう「ぶち切れ上司」です。

私も社会人だった頃に何度もダークサイドへ落ちかけました。落ちかけた自分を現世に留めてくれたのは、温かい家族と友達です。

良い人生と言うのは、絶妙なバランスの上に乗っかっているのだろうと思うのです。

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