自社の決算書を読み解くことができる経営者は意外と少ないのではないでしょうか。
かく言う私もその一人で、BSとPLに書かれた項目の意味ぐらいしか把握しておらず、それらを四則演算して導き出される「目に見えない会社の体質」の把握については勉強不足なのです。
ひとり社長の会社なのに、私自身が自社を把握していなければ一体誰が当社を理解できるというのでしょうか。( ´艸`)
弊社が行う事業は至ってシンプルな取引が多い為、勘定科目もそれほど多くはありません。貸倒引当金いう科目など、先ず使うことは無いと思っています。
経営者の中には、自分が儲かっているのか損しているのかイマイチ分からないといった人が大勢います。例に漏れず私もその一人です。
とある会計事務所のHPで学んだのですが、社長が儲かっていることを示す基準があるのだそうです。
その計算式は、「当期利益+役員報酬+社長が使った福利厚生費+節税商品」。
当期純利益は会社に残るお金、役員報酬は社長の給料、社長が使った福利厚生費と節税商品は自由に使えたお金です。確かに、お金が無ければ残したり使ったりできません。
これが前期よりUPして行けば、自分が右肩上がりで儲かっていると判断できるのだそうです。至極当然。納得の話です。
また、利益率が高すぎても良くないそうです。それは将来における投資を怠っていると判断され、ケチって無理に捻出した利益は一過性で、将来的に会社の弱体化を招くのではと懸念されるのだそうです。※これには驚きました。
そんなことも知らずに会社を経営している自分が恥ずかしくなったのでした。( ´艸`)
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