ひとり社長の備忘録

小さな会社経営・自由に暮らすひとり社長のブログ

浜松行きの新幹線で

小さな会社経営において損益分岐点を低く保つことは群雄割拠のこの世界を生き残る上で極めて有効な手段です。個人のポケットでもそうですが、収支の「収」が「支」を上回っているのは当然で健全ですが、その2つの幅が大きければ大きいほど「優秀」と言えるのではないでしょうか。

「収入」を高めていくのか「支出」を抑えて行くのか、もしくは両取りするのか、経営者が自由に決めることができます。

わが社の場合は主に「支出」を抑えていく方法を採っており、勝手に「カテナチオ経営」と名付けています。( ´艸`)

普段は静かに質素に息を整え、好機とあらば一気呵成に仕上げる。サッカー大国イタリアの「堅守速攻」のイメージです。

なんでもかんでもボールを追い回すのは30代まで。40半ばにもなれば「頭70、体30」位の割合で戦っていかなければ体力が持ちません。( ´艸`)

PLで言えば(営業外費用や特別損失等は除く)、5000万円の売上高があっても販管費が4800万円であれば当期純利益は200万円です。販管費が300万円で売上高が1000万円の会社の当期純利益は700万円です。前者は往々にして当期純利益の200万円ですら決算ぎりぎりで使ってしまいがちです。納税額は均等割りに毛が生えた程度に抑えるのです。( ´艸`)

しかし、前者にもメリットは沢山あります。販管費の内容にもよりますが、大きなお金を動かせることはスケールメリットであり、資本主義社会ではとても有利です。

わが社は、「小さな会社でありながら何億円ものキャッシュを動かせる」そんな夢のような会社を目指しているのです。( ´艸`)

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