わが社は設立当初から無借金経営という効率の悪い経営方針に基づき会社を運営していますが、コロナ禍を契機に「いつでも一括返済できる状態であれば借入も良しとする」という考えにシフトしました。
総借入残高に対して会社の預貯金残高が上回っている状態、その上で「まさか」の出来事に対応できるだけの資金が確保されている状態が理想です。
完全に会社がストップした状態を想定して、最低1年間は生き延びられるようにしておく必要があると思っています。( ´艸｀)
会社が自宅の一部にあると、いくら家賃を滞納しようが追い出されることがありませんし、光熱費や駐車場代を滞納しても平気です。体制を整えなおし、復活したら返済すれば良いのだからそれだけでも安心です。( ´艸｀)
officeの賃料を他人に年間120万円支払っているのと、自分個人の所得として税引後100万円近く残るのとでは10年間で1000万円近く資産が変わってきます。ひとり社長生活は法人と個人とが一蓮托生の関係を築けるメリットもあるのです。( ´艸｀)
資金の借入に疎い私は借入残高をざっくりとしか把握していなかったのですが、全ての借入残高が月別で確認できるように借入残高シートを作成しました。
そこに毎月の預貯金残高を入力すれば、無借金経営を達成できているのか一目瞭然になるという算段です。( ´艸｀)
普通の会社なら当たり前にあるようなものが、わが社には不足していたりするのです。
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