ひとり社長の備忘録

小さな会社経営・自由に暮らすひとり社長のブログ

かぼちゃの馬車とスルガスキーム②

シェアハウス「かぼちゃの馬車」は、夢を抱き地方から上京してきた女の子をシンデレラに例え、名付けられたと言います。

上京してきた女の子の初めの出発点として初期費用が安く都心に住めるという触れ込みです。この事業の発案者であるスマートデイズの佐藤太地(黒幕)は、これを「社会貢献」という言葉に置き換えプレゼンすることで真面目なサラリーマン達は軒並み信用してしまったそうです。( ;∀;)

人材派遣会社アデコと提携して上京してきた女子達の仕事の斡旋も行い、事業外収益を確保することで本業が安定するという説明も投資家を安心させたそうです。

驚くべきことにこの巨大な事件の発案者兼黒幕である佐藤太地は絶妙のタイミングで逃げ去り、罪に問われていないのです。果たして表に出ないお金も含め、○○億円手中に収めたのでしょうか。

そして佐藤太地は普通にユーチューバーとして表舞台に返り咲いています。

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なんとも怪しげなおじさんです。しかし金儲けに関してはズバ抜けた才能を持っているのでしょう。( ´艸`)

巨額投資詐欺かぼちゃの馬車事件は、不正融資を認めたスルガ銀行が全てのシェアハウスを引き取ることでオーナーのローンを相殺する(代物弁済)という令和版「徳政令」という信じられない結末で幕を閉じました。

結果、銀行が損をし、銀行から引っ張り出されたお金の一部を佐藤太地が持って行ったということになるのではないでしょうか。( ´艸`)

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