ひとり社長の備忘録

小さな会社経営・自由に暮らすひとり社長のブログ

山のごとし

本日より営業を開始しました。朝からガンガン電話が鳴っています。( ´艸`)

長年お付き合いさせて頂いたオーナー様からお別れの連絡を頂戴しました。都心に立つ大きな古いマンションの所有者のご子息様です。

売却に関しては関与していなかったので寝耳に水の話でしたが、引き渡しが終わるまでしっかり引継ぎをしていこうと思います。

ご本人は北海道に引っ越されるとのことなので、今後お会いすることはないのだろう思うと寂寥感にかられます。長い間大変お世話になりました。m(__)m

管理物件を増やす営業をしていない為、わが社の管理戸数は減る一方です。幾つか増やしても良いのですが、今のところ自然の流れにまかせています。( ´艸`)

わが社の最終目的地はオーナー業なので、人手を割かれる賃貸管理には大きく転換できないでいるのです。

小さな会社のひとり社長は「動かない」という選択ができます。無駄に動かないことで拾うモノもあります。

管理物件を増やして行った先には必ず人材雇用が待っています。途上管理戸数からの売り上げだけでは一人分の給料を捻出できないのがオチです。更新料だけで換算すれば月に10件の更新×24(2年更新が多いので)=240部屋の管理でようやく20万円の給料が払える計算になります。ひとりで毎月10件の更新を行いながら残り230部屋を管理するのは至難の業です。そうなるとパートさんを2人雇って各10万円づつってことになります。それでも会社の利益はゼロです。そこに社会保険、失業保険、税金、交通費、経費が伸し掛かってくるのですから、お先真っ暗です。

「動かざること山のごとし」何事にも揺らがされない心を持ち、動くべき時までは決して軽々しく動いてはいけない。武田信玄の名言はとても良い表現だと思うのです。( ´艸`)

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