転職組の私は働き盛りの若い頃に「この仕事を続けるべきか、辞めるべきか」の2択の岐路に何度も対峙しました。
自分軸の中に「石の上にも三年」という言葉しか拠り所が無かったものですから、どの職も3年間を目途に短期集中したものです。
それを実践してみて分かったことは「仕事は3年で1ターンする」ということ。要は、滅多に枠も含めてタスクが一巡し、アウトラインを掴めるようになり、改めてスタート地点に立つのです。
そして、そこで「継続か断念か」のジャッジを下すのですから、相当な力が必要でした。
4年目に入ればある程度の決裁権と自由も手に入ります。一方で、転職すれば末端社員としてトイレ掃除から出直しです。
そしてもう一つ、「歳」も大きなプレッシャーとなって襲い掛かります。石の上にも三年を実践すると3回転職で、ゆうに30歳を超えてしまうのです。30歳で末端社員。そこには想像以上の厳しい現実が待ち受けているのです。
私の戦略は「小さな枠組みの中でトップを目指す」ことでした。それが達成できたらその上の枠でトップを目指すのです。そうやって孤軍奮闘してきたのでした。
この歳になっても当時の「それ」の良し悪しが判断できないのに、自分の子供に偉そうに押しつけがましく教育してしまう自分に反省しているのです。( ´艸`)
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