ひとり社長の備忘録

小さな会社経営・自由に暮らすひとり社長のブログ

saturday morning

管理しているアパートの住人(おっちゃん)が徒歩1分のセブンイレブンに朝ご飯を買い物に行きました。お財布と部屋の鍵だけ持って出て行きパンとオレンジジュースを買って帰宅すると、ポケットにあるはずのお財布がありませんでした。更に運が悪いことに鍵をお財布に入れていたので家の中にも入れません。

移動距離は百メートルほどです。何度探しても財布は見つかりません。残念なことに携帯電話も家の中です。

アパートの入り口には管理会社(弊社)の連絡先が記載された看板があります。ペンも紙も無いのでメモが取れず、仕方がないので電話番号を暗唱しながら公衆電話へ行きました。

非通知設定で電話がかかってきました。

ひとり社長「?」なんだろうか?

住人のおっちゃん「もしもし、○○アパートの○○だけど鍵無くしちゃって家に入れないから今すぐ合鍵持ってきてくれる?」

ひとり社長「??」

住人のおっちゃん「だから、朝から2時間も家に入れなくて困っているから今すぐ合鍵持ってきてくれる?」

ひとり社長「今すぐと言われても難しいですよ。ここからアパートまで車で30分はかかりますし、今は別件の資料作成しておりますし、この後も予定も入っていますから」

住人のおっちゃん「じゃあ家に入れないじゃないか!」

ひとり社長「わかりました。今から準備して向かいますので1時間はかかります」

住人のおっちゃん「1時間もかかるのかよ、もう2時間近くも外にいるんだぞ!」

ひとり社長「なるべく急いで行きますから」

電話を切り1時間5分で到着すると

住人のおっちゃん(右手にオレンジジュース、左手のパンをむしゃむしゃと食べながら)「1時間って言っておきながら遅いじゃねーか!遅れるなよ!」

ひとり社長「○○◆×▲▲◆○○××◆〇」、「×▲▲◆○○○○○◆×▲▲◆○○○○××◆〇○×」、「○◆×▲▲◆○○○○○◆×▲▲◆○○○○××◆〇」。

住人のおっちゃん「大変失礼しました。助かりました。有難うございました」

春の日差しが暖かく、とても清々しい気持ちの良い土曜日の午前中の物語です。

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