ひとり社長の備忘録

小さな会社経営・自由に暮らすひとり社長のブログ

わらしべ長者

買って売ってを繰り返す不動産再販業は常に資金繰りに頭を悩ませています。わが社のように金融機関からの借入を非としている会社は尚更です。※愚策です。( ´艸`)

不動産に1000万円を投下し、1年かけて1200万円で売却できた場合の利回りは20%です。利回り的には大成功ですが、1年間の利益が200万円では会社は赤字です。役員報酬など出せません。( ´艸`)

一般的な不動産再販プロジェクトの期間はおおよそ半年です。上記スキームを無駄なく1年間に二回転させた場合の利益は400万円になります。この利益を全額役員報酬に回しても社長は400万円の年収です。( ;∀;)

資本が2000万円あったとしても年収は800万円、会社に残るお金はゼロまたはマイナスです。※そもそも1000万円単価を年に四回転させるのは至難の業です。( ´艸`)

それが分っているからこそ競合他社は金融機関からの融資を受けて「レバレッジ」に励むのです。これがセオリーです。( ´艸`)

しかし、わが社の場合はこうです。1000万円が一年で1200万円になりました。この一年間は他の収益構造からの薄利益にて生き延びます。そして、1200万円の物件を買い1500万円で売れました。この間も別のポケットからの収益でしぶとく生き延びます。このスキームを永遠に続けて行くといつか1000万円が1億円になるという安直なわらしべ長者スキームです。( ´艸`)。しかし、世の中はそんなに甘くはないのです。( ´艸`)

わらしべ長者を知らない人はこちらから↓

www.yumearu-ehon.com

このような動画もありました。(笑) 

www.youtube.com

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