ひとり社長の備忘録

小さな会社経営・自由に暮らすひとり社長のブログ

仕事の話

裁判所の許可を経て自宅を売却する案件があります。この案件は家庭裁判所から「居住用不動産処分の許可」が下りない限り不動産を売却することはできません。

売却が認められないケースも多くあります。例えば、家を手放す必要がないほど他の資産を持っている場合や、査定額より大幅に安価で売却しようとするケース、借地権を無償で地主へ返還するなども難しいのです。( ´艸`)

今回は売主の代理人に加えて不在者財産管理人と地主がキャストとして加わります。( ´艸`)

餅屋は餅屋、それぞれ専門知識と経験を持つ士業が集まりますが、話を円滑に進める為にはトータルメイクをするキャプテンが必要になります。対峙するキャストの間に入り折衝することは知らずと利益相反に加担してしまう可能性も否めません。( ´艸`)

感情的にならず、丁寧に慎重に、WINWINを模索して行動しなければなりません。

とはいえ、難しい話ばかりではありません。弁護士、司法書士、地主、それぞれがステージの高い人種であり、何より上のステージの込み入った会話は一味違います。( ´艸`)

会話の内容でその人物のレベルを図り合わせて会話をするプロばかりですから、どれだけ濃い話を引き出すことができるか否かは自分の力量次第という訳です。( ´艸`)

ちょっとした緊張感、これもこの仕事の醍醐味だと思うのです。( ´艸`)

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