不動産業界には「のの字の法則」という言葉があります。これは関東圏を指した不動産市況を表現する言葉です。
東京、多摩、神奈川 埼玉 千葉を地図にすると、
埼玉
多摩 東京 千葉
神奈川
となり、東京→神奈川→多摩→埼玉→千葉の順で「の」を描きます。これは関東圏の不動産市況が高騰する順番で、逆に市況が下落する局面は「の」を逆から描きます。この法則が全て当たるわけではありませんが概ねこの流れになることが多いのです。
因みに、東日本レインズ(不動産流通機構)=業者専門の物件情報サイトの令和6年2月度の発表ではこのようになっております。
成約件数とは売買が成約したことを指します。要するに「売れた」ということです。
のの字の法則に反して2月は千葉が頑張った印象です。一概には言えませんが仮に千葉がマイナスだった場合、不況の足音は多摩を越えて神奈川郊外まで聞こえてきていることになります。( ´艸`)
一方で中古マンションの在庫件数は、、、
昨年2月から在庫数は積み上がり前年同月比20.1%まで膨れ上がっております。要するに供給過多状態が続いているというわけです。( ´艸`)
不動産が売れ残る理由は、景気、物価、賃金、金利など、または全体的な価格の高騰など様々です。( ´艸`)
また、不動産市場と株式市場も連動していていつも株式市場が先行して高下し、不動産市況が追従するような形をとります。( ´艸`)
リアルが好きな私は毎日株価や不動産市況にアンテナを張ってあれこれと妄想しております。( ´艸`)
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