ひとり社長の備忘録

小さな会社経営・自由に暮らすひとり社長のブログ

真実と嘘

不動産業界の騙し合いは日常茶飯事です。同業者であっても見抜けない巧妙な業もあり、思わず感心してしまうことも多々あります。一般人なら騙された事すら気づかないだろうと思います。繊細で巧妙なやりくちには目を見張るものがあります。

大げさに言えば、毎日が「嘘も方便」状態で、これは相手の為だという大義名分を掲げて真実2嘘8の会話が飛び交います。ややこしいのです。

方々で都合の良いことを言っていると自分でもどこで何を言ったか分からなくなるので、聞かれなければ自分から話をしません。話にズレが生じるとマズイからです。頭の良い人ほど話を聞くフリをして口をつぐんでいることが多いものです。( ´艸`)

だからどうこうするわけでもなく、どう付き合っていくのかを考える必要があります。それは、かの国と日本のように切っても切れない関係だからです。( ´艸`)

嘘が無いと生活がシンプルです。しかし、時に「嘘も方便」も必要になります。自分の中で、どうバランスを取るのかと言うことになるのだろうと思います。

一方で、「真実を知ろうとしない力」も大切だろうと思います。何でもかんでも知ってしまうのはリスクがあります。

例えば、友達の仕事が詐欺師だと知ってしまったらどうでしょう。そして、それを知っているのは自分だけという状況になってしまったら。( ;∀;)

仮に、その友達が逮捕されてしまった場合、「チクったのはお前だろう」と疑いをかけれられ、出所後に追われる可能性だってあります。「サラリーマン」だよと嘘をついてくれた方がよっぽどいいわけです。( ´艸`)

真実と嘘。表裏一体。そんなことを考えながらオフィスでコーヒーを飲んでいるのです。( ´艸`)

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・・・暇はない

都会に住み、仕事をしていると、時間がいくらあっても足りません。一日があっという間に過ぎて行きます。

「やりたい事だけをやって生きて行こう」と言葉に出せば、奇麗ごとだとか、余裕がある人だけの特権だとか、妬みつらみの負の力で周りからつぶされそうになります。

しかし、実際は、やりたくない事をしている暇などこれっぽっちもありません。

平和な時代且つ先進国の日本に生まれて、資本主義社会の中、言論の自由があって、自分の力だけである程度は夢を実現できる環境に生まれたのですから、そのチャンスを存分に活用すべきだと思うのです。

日本人の平均寿命は80歳そこそこです。80歳ですら健康に迎えられる保証はありません。家族や友人も含めて、あと何年健康に楽しく過ごせるのでしょうか。

だからこそ、いつ死んでも満足できるような人生を送りたいと思うのです。( ´艸`)

小さな会社を経営すメリットの一つは「ストレスフリー」です。嫌いな人と嫌いな事をする必要が無い環境も魅力です。自分が選んだ人達の輪で仕事を完結していくのだから、精神的にもラクです。

人が少ないと文句も少なくなります。私は、人に代わって「不動産」に稼いで貰います。

「不動産」は寡黙で、黙々と結果を出し続けてくれます。

不動産を買って売って、仲介して保有して。シンプルにやりたい事だけをやって生きて行こうと思うのです。

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Another Sky

千葉県館山市の人口は約2500万人だそうです。

東京だと港区、文京区、墨田区、渋谷区と同じくらいです。

本日は、別宅を購入してウキウキが止まらない友人に連れられて館山市まで来ています。そして、家の中に残された残置物を処分しました。

ハイエース満タンの残置物を処理場に持ち込み処分費3500円。地方ならではの安さです。

昼食はスシローのポテンシャルの高さに驚き、カインズホームでペンキを買い、コツコツDIYします。

我が社は江ノ島エリアに別荘をもっていますが、かれこれ5年前に初期セットアップの為、布団やテレビや冷蔵庫などを買いに行ったことが懐かしく思えます。

別宅は正に大人のおもちゃです。どんなにお金を注ぎ込んでも気になりません。自分仕様の最適空間を作り出せば、来るたびに心が癒されます。^_^

江ノ島エリアは私のアナザースカイ」だと、妻が笑って言うのも納得です。

少し短い文章ですが、本日は忙しいのでおしまいに致します。

お金の話

「お金が増えて増えてしょうがない」という状態を目指して仕事をしておりますが、一向にそうはなりません。( ;∀;)

この資本主義の世の中は真面目に働いているだけではお金は増えて行かないものです。

誰が創ったのか、毎月の給料では全然足りない仕組みになっています。

供給側は最高値でサービスを売ろうと考えます。もし、最高値(定価)で買ってしまえば自分の懐から最大の出費を強いられます。物を安く買ってこの仕組みに抗うことで、多少貯えを作ることができます。( ´艸`)

新築マンション等は購入できる属性が欲しがる仕様にして、その属性の返済力高めいっぱいのところに販売価格を定めます。

リノベーションされた中古マンション等も、売れるであろう想定売却価格の最大値を算出してから逆算していきます。

こうして、モノやサービスは最大値からの逆算で価格が決まっているのですから、消費者はいつでもピーピーになるのです。( ´艸`)

高く売れれば得をするし、安く売れば損をする。ゼロサムゲームです。

世の中はお金の奪い合いです。せこい話、相手を楽しませて奢ってもらえれば勝ちなのです。( ´艸`)

今年はなにかと出費が多い年でした。来年は財布の紐を締めてディフェンシブな体制を試みようと思います。

普段はなるべく質素に。ここぞという時にはドカンとお金を使うように心掛けたいと思います。

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墓と老後の話

無理やり家族の都合を合わせて墓参りへ行ってきました。父方の墓は裏山の中腹にポツンとあり、設備が整っていないので掃除道具一式を持参します。

季節柄、落ち葉がたんまりありましたが、家族全員でせっせと掃き掃除した結果、見違えるように奇麗になりました。

お墓に刻まれている我が家の家紋は「抱き茗荷」です。家紋の由来は父も知らされていないそうで、もはや知る術もありません。( ´艸`)

ネットで調べてみても「茗荷系」は謎の多い家紋のひとつのようで、今ひとつはっきりしたことは解りませんでした。

ここ数年はコロナの影響で親戚の家には顔を出さずにいましたが、帰りにたまたま親戚と会ったので立ち話したところ、元気の良かった叔父さんが今年の5月に他界したという報告を受け、ショックを受けたのでした。(涙)

私の祖母の妹は今年で95歳になったそうです。一人ぼっちになってしまったので、長男のおじさんが様子を見に来ているということです。

行きの車中で、77歳の父と「老後になった人から見た理想の老後」について話しました。父曰く、想像とは少し違うけれども「静かに家族と過ごすこと」が理想の老後だそうです。欲という欲は無くなり、「死」は寝たまま起きない状態だろうから、怖くもなんともないと言っていました。

風も無い晴天の中、家族でニコニコ墓参りしているのが幸せの境地なのかもしれません。

もう一つ、若くして亡くなった親戚のお墓へ彼が好きだったコーラを持って行こうと思います。( ´艸`)

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スピード感

今抱えている中の2つの案件で「レスポンスの速さ」についてお褒めの言葉を頂きました。( ´艸`)

何度もやりとりするような話の場合、一つの一つのレスポンスが遅いとミッション完結までに多大な時間を要してしまいます。

私の場合は、単に記憶力が悪いと理由で、忘れてしまう前に処理する癖をつけているだけですが、相手からすると有難い事なのかもしれません。

幾つもの案件を同時進行している状況だと一つでも早く完結したい気持ちになります。そのお手伝いができるのだと考えると、「スピード感」はとても重要なことだと再認識したのでした。

人を待たせるという行為は、その人の時間と頭の中のメモリを一定期間占有します。レスポンスが無い間は何度も思い出す行為も必要になります。その挙句、返しの精度が悪ければ誰でも頭にくるものです。( ´艸`)

この年末に来てクライアントからひとつ大切なことを思い出させて頂きました。

話は変わりますが、先輩一家とのクリスマス会の2000円プレゼント交換の品が決まりました。今回プレゼントを渡す相手は妻です。( ´艸`)

一昨日ネットでポチって、昨日届きました。これもスピード感です。業者が利用するようなサイトを友人から教えてもらい購入しました。

そういえば、この品を自分で買うのは初めてかもしれません。

明後日のクリスマス会の後にプレゼントの品を公表しようと思います。

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負動産

わが社は、一般人が見向きもしないような「おんぼろ不動産」を買うことが多くあります。不動産の買取再販業社の中でも少し特異な方です。

通常の区分マンション等、物件に担保力があり金融機関の融資が付きやすい物件は競争率が高く、薄利多売方式を採る大きな企業の買取価格には適いません。よって、そこで戦おうとすると必然的にハイリスクローリターンのスパイラルに巻き込まれ、わが社のような零細企業は瀕死の重傷を負うことになります。( ´艸`)

逆に、おんぼろ不動産や権利調整が必要な不動産等は、キャッシュアウトするし、時間と手間がかかるので、スピードを求める企業は好んで手を出しません。

そうやって、他で嫌われた不動産の買取情報がわが社へ回って来るのです。( ´艸`)

中には、どうもこうも仕様がないモノもあります。わが社が断念するくらいですから、それは正に「不動産」ならぬ「負動産」です。( ;∀;)

先日、友人から相談がありました。東北に住んでいた親戚が亡くなり相続が発生するのだそうです。話では、山や畑、大きな古家など10個ほどの不動産がありそうです。

負動産は、国や市町村も貰ってくれません。管理にお金や手間がかかるし、個人名義にしておけば永遠に固定資産税を徴収できるからです。

貰ってくれる人が居ればいいのですが、中々難しいのが現実です。

司法書士の先生に教えて頂いたのですが、そういった負動産に関して、所有者が一定額負担をすることで手放せる制度ができるそうです。施行されるまで、もう少し時間がかかるそうですが、かすかな一筋の光明に期待したいところです。

不動産を買う最低限の条件として、その不動産が「最悪、貸せる」ものであること。

これは秘密の話です。( ´∀` )

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もうすぐ大掃除

本日、ひとつのプロジェクトが無事に終わりました。なんだかんだ1年かかってしまいました。( ;∀;)

不動産の再販業は仕入れから売却まで早くても半年はかかります。見て、契約して、引き渡してと、手間と時間がかかります。株式投資と違って換金性に欠けると言われる所以です。

しかし、そのスローペースが歳を取るにつれてしっくりきています。

プログラミングの世界は日進月歩で直ぐに新しい言語が開発され、私はそれについていけませんでした。( ;∀;)

一方で、不動産売買はオヤジになればなるほどハマります。スローペース&金額が大きいからです。

ひとつのプロジェクトの利益が250万円だと想定して、1年かかってしまえば月額20万円程度の利益になってしまいます。半年で終わらせれば月額41万円になります。もしそれが3ヶ月なら月額83万円です。( ´艸`)

お勤め人の頃に会社から「スピード」を求められていたことが今になって理解できるようになりました。

話は変わりますが、今月は10室の賃貸更新契約が重なりました。ひたすら書類のやり取りです。賃貸契約全般は全て郵送でやり取りしますので、書類が行ったり来たりと騒がしいのです。( ;∀;)

今のところ、年内の大きな仕事は今日が最後です。そして、ようやく大掃除です。

1年間使わなかったものは容赦なく処分しようと今から息巻いております。小さなofficeが今より快適になるように、最後のお掃除です。

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貴重な経験

不動産には「この不動産は私の所有物です」と証明する権利証という書類があります。今では、「権利証」は「登記識別情報通知」というものに進化し、変わらずその役割を果たしています。

登記識別情報通知には大切な番号が記載されていて上からシールが貼られています。因みに、そのシールは一度剥すと再度貼ることができない仕組みになっています。( ´艸`)

先日、自宅の住宅ローンの借り換えをしました。みずほ銀行(保証)の抵当権を抹消し、借り換え銀行(保証)の抵当権を設定しました。

その際に登記識別情報通知に記載されている番号が必要になります。超重要な番号が世の中に出てしまう訳です。

私はてっきり、新しい登記識別情報通知が送られてくるものだと思っていましたが、所有権の移転登記とは違い、抵当権の抹消・設定の場合は番号の再発行はされず、シールの剥された登記識別情報通知が返却されるだけだというのです。

万が一、その大切な番号が外に漏れてしまえば、知らないうちに所有権が変更されてしまう可能性だってある訳です。( ´艸`)

もし、我が家を売却する場合、シールの剥された登記識別情報通知を誰が信用してくれるのでしょうか。(・・?

先輩司法書士の先生も「借り換え制度の問題点」だと指摘されておられました。

借り換えをしたおかげで、大変貴重な経験をすることができました。

この際、登記式識別情報通知の失効・再発行の手続きをしてみようと思います。不動産業界でも、この手続きを経験したことのある人はごく僅かだろうと思います。

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借金

2年間毎日ブログと書き続けているのにも関わらず、本日分の投稿を完全に失念しておりました。

今日は朝からバタバタしておりまして、夕方の銀行との打ち合わせがトドメを刺した格好です。( ´艸`)

会社や個人、この際「妻」までもお金を借りてくださいという銀行のやり方は、嬉しい反面、若干斜に構えてしまいます。

「晴れた日に傘を貸し、雨の日に傘を取り上げる。銀行は信用するな」競売で落札した物件の所有者(経営者)が語った言葉を今も胸に刻んでおります。

「ドライに!」金融機関と付き合う時の私の基本スタンスです。

何十年も付き合っている金融機関に自社の社員の融資を否決されて怒っている方がいました。気持ちは察しますが、それとこれとは別の問題です。信用力が無ければ銀行は貸したくても貸せないのですから、怒りの矛先は信用力の無い社員に向けるべきなのです。

金融機関と借入が大嫌いな私が借りるお金は「いつでも現金で返済できる」が条件です。※住宅ローンは別です。

さすがに何千万円も借入していると感覚がおかしくなってきます。また、不思議なことに借りたお金が自分のお金のように感じてきます。それ故に、意志の弱い人は借りたお金を我が物の様に使ってしまうのだろうと思います。

小さなお金こそ大切にする。どんな大金であっても1円の積み重なりであることを忘れないこと。生涯、マネーリテラシーを高めていく努力が必要なのであります。

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