金融広報中央委員会が2019年に行った家計の金融行動に関する世論調査(知るぽると)によれば、「二人以上の世帯調査」では、50代の金融資産保有状況(預貯金含む)は、平均値1574万円、中央値は約800万円という結果だそうです。中央値は平均値より実態に近い数字ですので、より現実味がある数字と言えます。調査対象の中には、預貯金ゼロの人もいれば、お金持ちもいますので、大まかな値を把握する感じで良いかもしれません。
ひとり社長は「年収が高い」人より「保有資産が多い」人に憧れてしまうので、上記データは大変参考になります。50代と言っても50～59歳と幅も広いので曖昧なのですが、一つの指標にはなりそうです。
せっかく起業したのですから、大手一流企業の幹部を超える程の資産家になりたいと思い(子供に自慢したい)、そこで「50歳で1億円の金融資産を保有する」という大目標を立てました。しかも自宅のローン以外は借入無し状態です。
日々、楽しく生活を送りながら、家族の生活を維持しつつ、税金も払い、目標を達成するのは簡単ではありません。給料が頭打ちの企業戦士という立場であれば、年収-生活費×残り5年＝絵空事となるのかもしれませんが、運良く「やればやるだけ稼ぐことができる立場」に身を置いているので、可能性は十分にあると思うのです。
テストでも100点満点中100点は至難の業です。今回の目標も1億4000万円に設定すれば70点でも9800万円獲得できることになります。本来はそうすべきなのですが、流石に無理がありそうです。ここは一旦冷静になり「人生の計画書」に変更を加えたのでした。
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