幼い頃に「モノは大切にしなさい」と母親から口を酸っぱく言われたおかげで、それがいい習慣となって身につきました。これぞ子育ての真骨頂ではないでしょうか。
周りを見渡しても、モノを大切できる人は人もお金も大切にできて、心も優しく健全で一緒にいたいと思える人が多いように思えます。※自分を褒めているわけではありません。
モノを大切にしていると支出が減り、支出が減るとお金が貯まり心に余裕が出てきます。無駄に新しく追加する手間も省け、時間も浪費しなくて済むわけです。
私は定期的に自転車を磨きますが、そうやってメンテナンスをすればするほどモノの寿命も長くなり、買い替えのタイミングを奥にずらせます。
奇麗にして大切に使っているとモノに心が宿るのか壊れにくくなるように思えます。
貧乏な家庭というのは子供が欲するものをいちいち買ってはいられないし、そんな家庭に育った私は、子供ながらに壊れたら二度と買って貰えないことを理解していたので、必然的にモノは大切にするしかなかったというわけです。親としては子供の教育とお金も節約できて一石二鳥だったに違いありません。
8年前にIKEAで買った2000円の計算機を今でも使い続けています。ほぼ毎日使っているのになかなか壊れません。儲け話には決まってこの計算機を使ってきたので愛着があります。
わが子も「モノも人もお金も時間も大切にできる人間」に育って欲しいと願うのです。
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